ご実家所有のマンションの一室を息子さんご家族居住用にリノベーション。
お打合せ中に、ちょうど完成した66仕様の物件を見学して頂いた所気に入って頂き、リノベーションのイメージが
固まりました。二部屋をつなげた上で、造作家具で緩やかにスペースを区切りLDと寝室スペースにしました。
上部に開口があるので、それぞれの空間を確保しつつも圧迫感を感じさせません。ウオークインクローゼットを
はじめ、収納部も充実させてものをあふれさせないようにプラン。玄関を入った時の目線には、フォーカルポイント
となる木の壁とチェッカーガラスの小窓をしつらえ、明るさとおうちのイメージのポイント作りを・・
かわいくなりすぎないバランスが絶妙です♪
作成者別アーカイブ: k.seino
彩り
先日文房具屋さんで微妙な色合いの、何百本もの色鉛筆が並んでいるのを見て心が躍った。
小学生の頃、お道具箱に入っていたのは12色の色鉛筆。赤・青・黄・・・
塗り絵をするとき、ちょっと違う色にしたい場合は重ね塗りをしたりしていたっけ。
こんなに揃っていたら、塗り絵もとっても楽しいだろうなあ♪なんて
小さい頃を思い出してしまいました。
以前、色彩の資格取得のために色について勉強をした中に、色は精神的・生理的に
色々な作用を及ぼすというものがありました。「落ち着きのない子供の部屋には
青などの寒色系のインテリアにすると効果がある」とか、赤く塗られた部屋と青い部屋では
そこで過ごす人の体温に実際に差が出たという実験データなど・・
好きな色、つい手にとってしまう色のものは自分の本質が呼んでいるなんてことも言われます。
『色』についてはもう少しお勉強してみるのもおもしろいかも♪と思う、この頃です。
compact comfort
お子さん達が独立後、3階建て戸建から、生活圏が変わらないエリアの中古マンションを購入してのリノベーションです。
リビングの隣にあった洋室との間仕切りを取り、広々LDに。最上階で吹き抜けがあるので、以前よりももっと
明るく気持ちのよい空間になりました。和室は、ウオークインクローゼットと本好きのご主人様の為の可動棚の収納を造作した
プライベートルームに変身させました。キッチンはそのまま生かしましたが、フローリングや壁面のエコカラット・造作収納棚のイメージに
合わせて扉にシート施工を。全体的にすっきりとまとまりました。
心と身体のこえ
先日、インテリアワークショップ第一弾『整理・収納』編をケーズ事務所にて・・・
OurStyleの中野さん(昔からの知り合いでお客様でもあります♪)に色々とお話を
伺いました。その中で、特に印象に残った話があります。
亡くなった旦那様の膨大なコレクションをどうしても整理できなかった女性が
中野さん達に旦那様との想い出話をするうちに吹っ切れたようにその後、作業が
はかどった・・・という話です。
片付けができないのは、往々にして精神的な問題が潜んでいるという事なんですねえ。
心と身体のバランスは時として、崩れてしまったりします。外的な自分ではどうしよう
もないこと(この間の震災などは、本当に心の持ちようが大変なことでしょう・・・)
や突然にふりかかる色々な問題(生きていると色々と起こります苦笑)に直面した時
自分をコントロールすることが難しくなって。。そんなときは、人と会って話をする
エネルギーもなかったりします。でも、不思議なことに話を聞いてもらうだけで心模様が
ちょっと変化して前向きになれたりするものです。私も今までにそんな経験をしたことがあります。
そのたびに「一人じゃないんだなあ」って思うのです。
周りの人たちが心も身体も元気でいられるよう、もしSOSが出ていたら気づいて
あげられる人でありたい。
それには、自分自身が健康でいなくちゃいけませんね!身体と心の声に耳を傾けて・・・
ホワイトバランス
ご主人様の想い出あるご実家をリノベーションして、ご家族でお住まいになるご選択です。
2階のLDKと主寝室は、白を基調とした明るくさわやかなイメージで。キッチンの壁面には
アートモザイクタイルを施し、テクスチャーの違いですっきりした中にも印象深い空間となりました。
書斎はブラウントーンで作業スペースを造作し、落ち着くワークスペースに仕上げ、
息子さん二人のお部屋はカラーのテイストを変えることで、それぞれにイメージの異なったパーソナル空間に。
水廻りにもクロスやタイルでアクセントをつけ、トータルでバランスのいい住空間が完成しました。
しあわせなこと
息子と娘が今年は就活生と大学受験生というハードな一年を迎え、母としても最近は気を
もむことも多々・・小学生の頃には、「大学生位になってくれたら、楽になるんだろなー」
なんて夢を描いていましたが今思えば、「毎日の宿題をやったの、やらないの」
「お友達と喧嘩した」だのな悩みの方がどんなに気が楽だったか(笑)結局、いつになっても
親は悩むのねーって思います。
幸せなことに、ONOさんの息子や小学校以来の友人達の子供も歳が同じなので悩みを共有
しては慰めあうことができ(笑)本当に感謝・感謝なのです!
この歳になって思うことは、学生や若いうちに一人でもいいから一生付き合える『友達』を
見つけ出すことができたなら、その人生はなかなか幸せなんじゃないのかなってことです。
今は、SNS等で簡単に人とつながることができるけれどもっと深いところでつながれ、
楽しみも悩みも苦しみも分かちあえる友達を子供達にも見つけて欲しいと願います。
ご飯を作ったり、洗濯したり、お布団を干したり、・・・毎日、当たり前のことしかできない
けれど新しい世界に向かってもがいている子供達を母たちも頑張って応援していこうと思います!
そんな経験ができることも本当は幸せなことなのかもしれませんね。。
Concrete Counter
club66リノベーションの特徴の一つ、コンクリートカウンターです。
型枠を作ってコンクリートを流し込んで作るオリジナルなので空間に合わせたプランが可能です。コンクリートと聞くと
硬くて、冷たくて・・・というイメージだと思いますがとても温かみのあるテクスチャーに仕上がっています。
対面キッチンのカウンター、ダイニングテーブル、洗面台など可能性は無限に広がります!
傷や汚れにも強くて、存在感もあるコンクリートの天板。自然素材はやっぱりいいですね♪
イベント後記・・
『KIAMACHI BASE』第二弾「グリーンマーケット」を無事に、先週末に終えることができました♪
ちょっと、肌寒い日曜の朝。前日までに用意したグリーンや花たちを表にもディスプレー。
大工のHAMAさんに製作をお願いした看板に並べられたミニポット達も徐々に差し込む春の光
に照らされて、華やかな雰囲気に!いつもの事務所にも緑の生き生きとしたパワーがみなぎって
私まで晴れやかな気持ちになりました。
今回のメインは、フラワーアレンジメントのWORK SHOP。地元にお住まいのUCHIDAさんに講師をお願いしました。
以前、お花の業界第一線でご活躍だった彼女とのお打合せは、お花への強い想いとプロ意識が
ひしひしと伝わるとても刺激的で楽しい時間でした。現在は、子育てに専念されているという事
ですが、いつかその情熱をたくさんの人たちに伝えることを始めて欲しい!と子育ての先輩
として願います。
アレンジメントもとっても素敵で、参加して頂いたみなさんが思い思いに楽し気に製作されて
いるのが印象的でした。
自分もやりたかったなあ・・・なんて(笑)
まさしく「世界で一つだけの花」。
花や緑のそれぞれのたたずまいに、眩しさを感じる早春の一日でした♪
Vol.2 「GREEN MARKET」
KITAMACHI BASE第2弾は「グリーンマーケット」ということで、ポットと苗を組み合わせたオリジナルのグリーン販売とフラワーアレンジメントのWORK SHOPをメインに開催しました!〝66″オリジナルシェルフを組み合わせて並べた什器に、出来上がったグリーンたちや雑貨を並べてお客様をお出迎え♪
入口も花台をあしらった手作り看板などで華やかに♪ちょっと、肌寒かったのですが「春がやってきた!」感が出せたかな?ワークショップは、お打合せ中のお客様を含め参加希望が多数で、急きょ午後の部も設定しました!ニコライ・バーグマンの有楽町店長でいらした内田さんを講師にお迎えして、グリーンとホワイトを基調としたさわやかで華やかなアレンジメントをご指導頂きました。ご参加の皆さん、とっても楽しそうでこちらもとっても嬉しい時間となりました!
完成後は、みなさんでティータイム♪内田先生のショップ勤務時代のお話やお花の特性のお話など。。。ご参加者同士の交流もあったりで、みなさん有意義な時間を過ごして頂けたのではないでしょうか?今回、いつもお世話になっているお隣の久富不動産さんとのコラボで、「中古物件購入から満足のいくリノベーションまで」というテーマでミニセミナーも同時開催!参加して頂いた方に、役立つ情報をお伝えできました。
そのほかにも、前回好評だった端材・サンプルコーナーも外のブースでスタンバイ!ご希望の大きさに大工のHAMAさんがカットします!
地域密着を目指す活動の一つとして、いつもお世話になっている大黒屋さんのたい焼き引き換え券を発行して、遊びに来て頂いた方においしいたい焼きを楽しんでいただくことを今回、試んだり・・・少しづつでも、人の集まる輪が大きくなっていけたら素敵だなあと想いを馳せつつ、第2弾を無事終えれたことに感謝・感謝です!!
『spring has come!』
沈丁花のはなの香り・・・
自転車通勤の道すがら、どこからともなく香ってきて「春がやってきたんだなぁ・・」って。
日々忙しくしているとあっという間に毎日が、知らぬまに季節が通り抜けていってしまいます。
子供達が小さなころは、学校行事などで季節を感じることもできましたが、最近はほとんど関わる
こともなくなってしまい、大きくなってホッとするのと同時に寂しさも・・・。
春は眠っていた動物や植物たちが眼を覚まし、一気に活動を始める季節。
中学生の頃に住んでいた北海道での『春』は、桜もチューリップもアカシアも何もかもが
一斉に咲き出してまさに百花繚乱!長い、長ーい冬に別れを告げ爆発的に季節が入れ替わる。
そんな強烈な印象がありました。
この季節になると思い出す歌があります。
〝菜の花畑に入日薄れ、見渡す山の端 霞深し・・″
小学生の頃、音楽で習ったこのうたの情景がとても美しいと思い、
学校の近くにあった菜の花畑で(二列ほどの)月の出るのを待ったりしたことも。
「帰りが遅い!」と叱られましたっけ(笑)
高校卒業を控えた春休み、友人との旅先で遭遇した一面の菜の花畑で、思いがけず
「おぼろ月夜」を再現できたのは、本当に素敵な光景でした。
今、以前よりもっと『春』に対する憧れや想いが強くなっている気がします。
桜も開花しました!今年の春を愛おしんで、楽しめたらいいなと思います♪